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NQAコラム
ISO9001:2015を覗いてみた その3
2014.10.02 | テーマ:ISO 9001
さて、12,600円出して購入したISO9001:2015の下書き。

アウトソースプロセスの管理が不十分なことを指摘する際に、新規格ではどうなるのか覗いてみました。

新規格では「8.4.2 外部から提供される製品及びサービスの管理」にズバッと記載される予定のようで、2008年版から更に一歩進んだ感じです。

組織は、外部から提供されるプロセス、製品及びサービスが、顧客に対して一貫した適合製品及びサービスを引き渡す組織の能力に悪影響を与えないことを確実にするために必要な、検証又はその他の活動を定め実施すること。

外部委託した組織のプロセス又は機能は、組織の品質マネジメントシステムの適用範囲内に留まるので、

a)外部から提供されるプロセス、製品、サービスが顧客要求事項や法規制を一貫して満たす組織の能力に与える影響
b)外部の提供者によって適用される管理の有効性
を考慮にいれ、外部提供者に適用しようとしている管理及び外部提供者から受けいれた製品、サービス、プロセスの管理の両方を明確にしなければならない。

このような表現で記載される予定です。
相変わらず、何が言いたいのか解りにくいですが、要するに

アウトソースプロセスや仕入商品等外部から提供を受ける製品やサービス、プロセスについても、顧客要求事項や法的要求事項を満たすことの責任を負わなければならないこと。その為に必要な外部提供者や外部提供者から提供された製品、サービス、プロセスを管理しなければならない、ということです。

「製品やサービスの質は、仕入先や外注先にお任せです」が通用しないことがより明確になりました。昔から取引しているからとか、今まで問題が発生していなかった等の理由だけでは、顧客要求事項等を満たしていることへの悪影響が無いことを保証するには足りません。

「組織の品質マネジメントシステムの適用範囲内に留まる」
「外部から提供されるプロセス、製品及びサービスが、顧客に対して一貫した適合製品及びサービスを引き渡す組織の能力に悪影響を与えないことを確実にする」
これらのキーワードが足されることで、組織の外部プロセスの管理に目を向けなければならないことが更に明確になるようです。